大腰筋性腰痛
大腰筋と言う筋肉をご存じですか?
身体の奥にある長くて太くてがっちりとした筋肉です。
体幹保持の役目となるインナーマッスルです。
身体の奥にある筋肉なのでマッサージではほぐせません。
大腰筋ってどこ?
知らない方多いと思います。
そのような方でも、きっと大腰筋を目にしているはずです。
大腰筋は哺乳類の胸椎~腰椎に付着する筋肉です。
とても長い筋肉で、背骨から股関節に付着しています。
大腰筋の働きは股関節の屈曲や脊柱の屈曲を行います。
日頃、姿勢の保持や歩行に誰もが毎日必ず使っている筋肉です。
下に置いてある物を持つために前屈みになったときなどにも使います。
この大腰筋ですが言われてみるとあの肉がそうかとわかるはずです。
きっと、スーパーの肉売り場で目にしたことがありますよ。
豚の長いヒレ肉。
太くて長いヒレ肉は、豚の大腰筋です。
ヒレ肉は、脂身がないやわらかな筋肉なので好きな方も多いのではないでしょうか。
毎日頻繁に活動している筋肉なので脂身がなくやわらかです。
人間の大腰筋はイメージとしては豚の大腰筋と同じです。
長さや太さは、豚の大腰筋よりも一回りも二回りも大きいです。
人の大腰筋は、膝をあげて歩行する時、股関節の屈曲に使っています。
身体の支えとなり、腰椎や骨盤を安定させます。
腰椎の多少前に反っている前弯カーブを作っています。
バランスの崩れ衰えた大腰筋の影響
大腰筋は身体にとって重要な筋肉です。
私は以前、解剖実習で大腰筋を実際に手に触って見ています。
人の大腰筋の太さと長さに驚きました。
見て触ることにより大腰筋の重要性を感じました。
歩いたり、走ったり、階段を上り下りしたり様々なシーンで大腰筋は使われます。
上半身と下半身をつなぎ、良好な姿勢を保持するためにも常に使われています。
実際に解剖実習で人の大腰筋をみて気づいたことがあります。
左右の大腰筋の太さに違いがありました。
日頃の使い癖から、大腰筋に限らず左右の筋肉の太さが違う場合があります。
筋肉の左右差があると、様々な症状が現れやすくなります。
大腰筋の左右差であれば腰痛が起こりやすくなります。
大腰筋は腰椎に付着しています。
大腰筋の緊張状態が左右違うとどうなるかイメージしてみてください。
腰椎が安定せずねじれてきます。
積み重なった背骨の間にはクッションの役目をする椎間板があります。
大腰筋の緊張の左右差から椎間板にストレスがかかります。
左右の緊張状態の違いから背骨が捻れ椎間板に圧がかかるのです。
椎間板へのストレスが持続すると腰椎椎間板ヘルニアが起こります。
そこまで行くと慢性腰痛の始まりです。
慢性的な腰痛があり整形外科に行くと椎間板ヘルニアです。
このような診断を受ける方は多いです。
ヘルニアが長期化すると次第に神経症状が出ます。
神経症状とは腰骨の間から出ている坐骨神経の圧迫です。
圧迫され足の痺れが起こります。
その症状を坐骨神経痛と言います。
大腰筋のこわばりから、腰痛や坐骨神経痛になっていくのです。
腰痛などの症状を改善するには、左右ある大腰筋を緩めなければいけません。
身体の奥深くにある筋肉なのでマッサージでは緩みません。
自分で緩めるしかありません。
自分で大腰筋を緩めてみる
1、床に座って手をついて身体を支える(背中が45度位となる)
↓
股関節を左右屈曲する
2、ベットをご使用の方向けのストレッチ
↓
ベッドの端に寝て、片足を床に下ろし腰骨からももの内側までが伸びるようストレッチを左右で行う
当院で行う大腰筋を緩める方法
マッサージが効かないインナーマッスル大腰筋を緩める施術法
筋肉に指令をだしている神経を調整することにより大腰筋を正常な状態にいたします。
