首の痛みと胸郭出口症候群

胸郭出口症候群とは

このような症状はありませんか?

  • 首が重だるい
  • 肩のこわばりが強い
  • 肩甲骨の間が痛い
  • 指が冷たい
  • 腕が重たくて痛い
  • 肩から手に痛みや痺れがある

胸郭出口は、神経や血管が圧迫されるために生じる症候群を言い、なで肩の若い女性や妊婦が発症しやすい傾向にあります。

胸郭出口症候群は、急に発症し、自然治癒する場合もあれば徐々に進行する方もいます。

第一肋骨と鎖骨の間にある斜角筋という筋肉の間の部分が胸郭出口になり鎖骨下動脈や鎖骨下静脈という血管が走行しています。

首から出た神経もここを通り腕まで走行しています。

胸郭出口の圧迫は、腕の冷え、むくみ、重だるさや、手指の知覚異常、肩や腕の痛みや痺れなど血流障害による症状や神経圧迫による痛みや痺れなどが混ざった症状を起こします。

胸郭出口症候群の種類

第七頸椎に生まれつき肋骨(頸肋)がある場合レントゲン検査で分かります。
第一肋骨より上に頸肋があるので胸郭出口を圧迫しやすい。

首にある斜角筋が緊張することにより胸郭出口を狭める。

第一肋骨と鎖骨の間が狭くなったときに胸郭出口を狭める。

首から出た神経や血管はわきの下を通り腕まで走行します。
わきの下の直前にある小胸筋がこれらの神経や血管を覆っていますが腕を横に伸ばしたり上に上げたりするとき小胸筋が緊張します。
小胸筋の緊張により胸郭出口が狭められます。

病院では症状が余程ひどくなれば手術となりますが手術の方法は、それぞれの症候群で違います。

また、温熱療法、消炎鎮痛剤、筋弛緩剤などの薬物療法では改善しません。

首や肩の運動療法で地道に治しましょうというのが現状です。

はっきり原因が分かったとしても余程で無い限り手術をしないようです。

手術をしても確実に治る保証がないからかも知れません。

多くの場合がゆっくりと治していきましょうで終わりです。

胸郭出口症候群の痛みや痺れを改善する方法

胸郭出口症候群は首のズレと関係があります。

7つある首の骨の中でも頭を支える一番上に位置する第一頸椎が施術ポイントになります。

第一頸椎がズレることにより斜角筋が緊張したり第一肋骨が下方変位したり小胸筋が緊張し胸郭出口に異常を与えます。

若いなで肩の女性や妊婦さんの胸郭出口症状群を訴えるお客様が来院されますが姿勢や体型から胸郭出口が圧迫されやすい状態になっていることがわかります。

胸郭出口症候群は、自然治癒するケースもありますが悪化するケースも多いようです。

自然治癒可能な症状ですがなかなか良くならない様ならば悪化する前に対策をたてることが大切だと思います。

胸郭出口症候群を悪化させずに自然治癒をサポートするのが頸椎(首)専門カイロプラクティックの当院です。

悪化し過ぎては改善するのに時間がかかります。

胸郭出口症候群でお悩みなら早めのサポートをお任せ下さい。

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